相続の争いを防ぐために有効な「遺言書」。特に公正証書遺言は、公証役場で作成するため安全性が高く、法的効力がしっかりと担保されます。この記事では、犬山周辺で公正証書遺言を作る方法や必要書類、費用の目安、地元で利用できる公証役場についてわかりやすく解説します。行政書士としてのサポート内容も合わせてご紹介します。
1. 犬山で遺言書を作る方法は主に2種類
遺言書にはいくつかの種類がありますが、代表的なのは自筆証書遺言と公正証書遺言の2つです。
公正証書遺言とは
公証人が作成に関与し、公証役場で原本を保管する遺言書です。方式不備の心配がなく、偽造・改ざん・紛失のリスクもほぼありません。確実に効力を持たせたい場合におすすめです。
2. 公正証書遺言を作るメリットと注意点
メリット
- 法的効力の確実性が高い
- 紛失や改ざんの心配がない
- 公証人が内容を確認してくれるので形式ミスのリスクがない
注意点
- 公証役場との事前打ち合わせが必要
- 証人2名の立会いが必要(専門家に依頼も可能)
- 財産額によって手数料が変動する
3. 公正証書遺言の作成手順(犬山エリア)
必要書類
- 本人確認書類(運転免許証・マイナンバーカード等)
- 財産資料(登記事項証明書、預金通帳のコピー、不動産評価証明書など)
- 相続人の戸籍謄本など
公証役場の予約と相談
犬山には公証役場がないため、一宮公証役場や春日井公証役場、名古屋公証役場に事前連絡を入れ、作成希望日や内容を相談します。行政書士などの専門家が代理でやり取りすることも可能です。
当日の流れ
- 公証人が遺言内容を読み上げ確認
- 本人と証人が署名・押印
- 公証人が原本を保管し、本人に正本・謄本を交付
- 手数料の支払い
4. 犬山で利用できる公証役場とアクセス
- 一宮公証役場
- 春日井公証役場
- 名古屋駅前公証役場
※最新の住所・電話番号は日本公証人連合会の公式サイトで確認可能です。
5. 公正証書遺言の費用目安
公証人手数料は財産額に応じて決まります。これに加えて証書作成費用や証人立会い費用がかかります。証人を専門家に依頼する場合は、1人あたり1万円〜2万円程度が相場です。相談~公証役場との仲介、証人の手配まで当事務所のサポート費用が10万円となっています。
手数料算出の基準
まず、遺言の目的である財産の価額に対応する形で、次のとおり、その手数料が定められています。この表から算定した金額のほか、 財産総額が1億円以下のときは、「遺言加算」として別途1万1,000円が加算されます。また、遺言公正証書の原本枚数が3枚を超えるときは、用紙代として超える1枚ごとに250円の手数料が加算されます。
(公証人手数料令第9条別表)
| 目的の価額 | 手数料 |
|---|---|
| 100万円以下 | 5000円 |
| 100万円を超え200万円以下 | 7000円 |
| 200万円を超え500万円以下 | 11000円 |
| 500万円を超え1000万円以下 | 17000円 |
| 1000万円を超え3000万円以下 | 23000円 |
| 3000万円を超え5000万円以下 | 29000円 |
| 5000万円を超え1億円以下 | 43000円 |
| 1億円を超え3億円以下 | 4万3000円に超過額5000万円までごとに1万3000円を加算した額 |
| 3億円を超え10億円以下 | 9万5000円に超過額5000万円までごとに1万1000円を加算した額 |
| 10億円を超える場合 | 24万9000円に超過額5000万円までごとに8000円を加算した額 |
6. 行政書士がサポートできること
- 財産や相続人の調査
- 遺言内容の原案作成
- 必要書類の収集
- 証人の手配
- 公証役場との日程調整
これらを専門家に任せることで、スムーズかつ安心して遺言書を完成させることができます。
7. まとめ
犬山在住でも、公正証書遺言は一宮や名古屋の公証役場で作成可能です。確実で安全な遺言書を作るためには、公証役場とのやり取りや証人の確保など、事前準備が欠かせません。行政書士のサポートを活用すれば、複雑な手続きをスムーズに進められます。
早めに準備を始めて、大切な財産とご家族の安心を守りましょう。
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