~固定資産税通知に載っていない不動産にご注意~
「相続する家と土地は、もう把握している」
そう思っていても、あとから別の不動産が見つかることは珍しくありません。
実は、
👉 固定資産税がかかっていない不動産が、相続財産として存在しているケースがあるのです。
固定資産税がかかっていない=存在しない、ではありません
固定資産税は、
土地・建物ごとに一定の評価額(課税標準)があり、
その金額が「免税点」未満の場合は課税されません。
免税点の目安
- 土地:30万円未満
- 家屋:20万円未満
👉 課税されないだけで、不動産として存在している
という点がとても重要です。
こんな不動産、思い当たりませんか?
相続で見落とされやすい不動産の代表例です。
- ✅ 山奥や使っていない場所にある小さな土地
- ✅ 古くて価値が低い建物
- ✅ 車庫・倉庫・物置などの未登記建物
- ✅ 地目が「墓地」「私道」などで非課税扱いの土地
これらは
固定資産税の通知が来ないため、存在自体を忘れられがちです。
なぜ見落とされるのか?
理由はとてもシンプルです。
- 市町村から税金の通知が来ない
- 課税明細(固定資産税納税通知書)に載っていない
- 親も「大したものじゃない」と話していなかった
その結果、
👉 相続後になって初めて判明する
というケースが多くあります。
登記簿には載っていることがあります
「固定資産税がかかっていない=登記されていない」
とは限りません。
- 登記簿には載っている
- ただし、評価額が低く免税点未満
- そのため課税されていない
という不動産も少なくありません。
相続手続きでは、
登記の有無がとても重要になります。
相続で困らないために、今できるチェック
見落としを防ぐためには、次の確認がおすすめです。
📝 チェックポイント
- ☑ 固定資産税の課税明細(名寄帳)を確認
- ☑ 登記簿で不動産をすべて洗い出す
- ☑ 気になる場所は、公図や地番図も確認
「固定資産税に載っていないから大丈夫」
ではなく、
👉 登記・現地・資料をあわせて確認することが大切です。
行政書士としてお伝えしたいこと
相続の不動産トラブルは、
- 財産が多い場合だけの話ではありません
- むしろ「価値が低い」「使っていない」不動産ほど問題になりやすい
という特徴があります。
放置すると、
- 相続登記が進まない
- 他の手続きが止まる
- 将来、子や孫に負担を残す
ことにもつながります。
不動産の洗い出しで不安な方へ
- 他にも不動産があるか知りたい
- 固定資産税の明細の見方が分からない
- 登記簿をどう確認すればいいか迷っている
生前整理や遺言書の作成、相続手続きについて、
「何から始めればいいか分からない」段階からご相談いただけます。


