――「突然、相続人です」と言われたら?
たとえ親が離婚していて、
もう何十年も会っていなかったとしても。
法律上の「親子関係」がある限り、
「子」は相続人になります。
最後に会ったのは、子どものころ
正直、もう関係は切れていたと思っていた——。
そんな親が亡くなったと知らされ、
ある日突然、こう言われるのです。
「あなたも相続人です」
名前だけの“親子”。
気持ちの上では他人同然でも、
法律はその関係を「相続の対象」として扱います。
たとえ、こんな状況でも…
- 📌 親が離れて暮らしていた
- 📌 何十年も音信不通だった
- 📌 養育してもらった記憶がほとんどない
それでも——
「子は相続人」
これが、日本の相続のルールです。
突然の連絡に、戸惑ったら
「関わりたくない」
「借金があったらどうしよう」
「何を決めればいいのかわからない」
そんなとき、一人で抱え込む必要はありません。
相続には、
- 相続放棄
- 遺産分割協議への参加
- 必要な調査を行う
など、状況に応じた選択肢があります。⚠ 連絡が来ても「何もしない」は危険です
突然、
「あなたは相続人です」
という連絡が来ても、
- 知らない親だから
- 関わりたくないから
- 面倒だから
といって何もせず放置してしまうのは要注意です。
相続では、
「何もしない=相続したとみなされる」
ケースがあるからです。
相続放棄には「期限」があります
相続放棄は、
相続が始まったことを知った日から3か月以内
という期限があります。
この期間を過ぎてしまうと、
- 借金があっても放棄できない
- 手続きをしないまま相続人として扱われる
といった状況になることもあります。
「何ももらわないつもり」でも注意
「財産はいらないから関係ない」
と思っていても、
- 他の相続人から連絡が来る
- 書類への署名を求められる
- 突然、債権者から通知が来る
など、相続人である以上、責任が発生する可能性があります。
迷ったら、まず“状況整理”を
相続は、
✔ 関わらない選択
✔ 最低限だけ関わる選択
✔ 正式に放棄する選択
など、段階的な判断ができます。
大切なのは、
「ほっておかないこと」
そして、
期限が来る前に、選択肢を知ることです。
まずは、専門家にご相談ください
感情の整理がつかないままでも大丈夫です。
お話を伺いながら、
「今できること」「やらなくていいこと」を
一つずつ整理していきます。
相続は、
財産の問題であると同時に、心の問題でもあります。
突然の「相続人です」という連絡に戸惑ったら、
どうぞお気軽にご相談ください。


