「生前整理」という言葉を聞くと、多くの方が
「まだ先の話」
「高齢になってから」
と思われるかもしれません。
しかし、実際には
その“まさか”は、ある日突然訪れます。
引っ越しがきっかけで始まった、生前整理
わが家の場合、たまたま諸事情が重なり、
親が引っ越しを余儀なくされたことがきっかけで、結果的に生前整理を行うことになりました。
それまで住んでいた家から、1ルームの部屋へ移るため、
長年溜まっていた多くの物を処分する必要がありました。
親は50代で仕事を辞め、足腰も弱くなっており、
自分一人で身軽に動き、片付けられる状態ではありませんでした。
家族で片付ける中で、見えてきた「現実」
幸い、兄弟姉妹がある程度協力できる状況だったため、
家族で一緒に片付けを進めることができました。
その中で、これまで知らなかった事実が次々と明らかになりました。
- どの銀行に口座を持っているのか、暗証番号
- 年金の受給額はいくらなのか
- 借金(債務)があること
- 税金の滞納
普段の生活では、
あえて話題にしないこと、聞きづらいことばかりです。
しかし、生前整理をしていたからこそ、亡くなる前に知ることができました。
もし、生前整理ができていなかったら…
もし、これらの整理が一切されないまま亡くなっていたら——
私たちはきっと、
「知らなかった借金を相続してしまう」
という事態に直面していたと思います。
相続は、
財産だけでなく、借金や未納の税金も引き継ぐ可能性がある手続きです。
「知らなかった」では済まされない現実が、そこにはあります。
生前整理は「物」だけではありません
この経験を通して強く感じたのは、
生前整理とは単なる片付けではない、ということです。
- 財産や負債の整理
- お金の流れの把握
- 家族が最低限知っておくべき情報の共有
これらが整って初めて、
家族が困らない生前整理になります。
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「何から始めたらいいかわからない」という段階からのご相談も承っています。


