おひとり様でも安心して暮らすために
おひとり様の終活を考えるとき、
「見守りサービス」や「身元保証サービス」を思い浮かべる方も多いかもしれません。
こうしたサービスは安心につながる一方で、
費用が高額になる場合もあります。
「備えたいけれど費用が心配」
「できれば人に頼らず暮らしたい」
そう感じている方もいらっしゃるかもしれません。
しかし実際には、
お金をかけなくても見守りにつながる方法もあります。
地域の集まりに参加してみる
一人暮らしだからといって、
家に閉じこもってしまう必要はありません。
地域には、気軽に参加できる
高齢者サロンなどの集まりがあることもあります。
例えば犬山市では、
100か所以上のサロンや集まりがあると言われています。
「どこで開催されているの?」
と思った方は、
犬山市の「あんしんサポートセンター(地域包括支援センター)」
に問い合わせると、
地域の集まりについて教えてもらうことができます。
また地域では、
民生委員さんが見守り活動として訪問してくださることもあります。
さらに、地域の支え合いについて話し合う
「協議体」という集まりがある地域もあります。
こうした場では、
・困っている人はいないか
・地域でどんな支え合いができるか
などが話し合われています。
誰かと顔を合わせる機会があることで、
「最近見かけないね」
「体調大丈夫?」
と声をかけてもらえることもあります。
こうしたつながりがあることで、
自分の体調や生活の変化にも気づいてもらいやすくなります。
備えたいけれど、費用が心配な方へ
終活の相談をしていると、
「備えはしたいけれど費用が心配」
「人との関わりは少ない方がいい」
という声を聞くこともあります。
制度の中には、
任意後見契約や見守り契約など、
費用がかかるものもあります。
そのため、すべての方が同じ方法を選べるわけではありません。
無理に人と関わる必要はありませんが、
最低限の備えだけでも考えておくことは大切です。
例えば
・大切な書類をまとめておく
・財産の一覧を書いておく
・連絡先をメモしておく
といったことだけでも、
いざというときに周りの人が対応しやすくなります。
ちょっとした工夫で見守りにつながることも
「できるだけ人に頼らず暮らしたい」
という方もいらっしゃると思います。
そんな場合でも、
ちょっとした工夫で見守りにつながる方法もあります。
例えば、
・新聞を取る
・宅配弁当を利用する
・民間のセキュリティ会社の見守りサービスを利用する
といった方法です。
宅配弁当などは、配達の際に
「様子がおかしい」「出てこない」などの異変に気づいてもらえることがあります。
また、民間の見守りサービスは
月々数千円程度の費用がかかる場合もありますが、
緊急時の通報や安否確認などができるものもあります。
一人暮らしの場合、
倒れてしまったときに誰にも発見されないことが一番心配です。
そうしたリスクを減らすためにも、
こうした仕組みを上手に利用する方法もあります。
月々数千円の出費でも、
家計の見直しなどで工夫できることもあるかもしれません。
自分に合った形で備える
終活というと、
大きな準備をしなければいけないと思う方もいらっしゃいます。
しかし実際には、
・地域とのつながり
・小さな備え
・無理のない工夫
こうしたことの積み重ねが、
安心して暮らすことにつながります。
自分に合った方法で、
少しずつ備えを考えていきましょう。


