安心して暮らすための終活の準備
おひとり様の終活というと、
「将来が不安」「もしもの時どうなるのだろう」と、
心配なことばかりを考えてしまう方もいるかもしれません。
ですが、元気なうちから少しずつ準備をしておくことで、
これからの生活を安心して過ごすことができます。
今回は、おひとり様が安心して暮らすために考えておきたいことについてお話します。
信頼できる人とのつながりを持つ
おひとり様の場合、
いざというときに頼れる人がいるかどうかはとても大切です。
必ずしも家族である必要はありません。
・親しい友人
・近くに住む親族
・地域の人
・専門家
など、相談できる人とのつながりを持っておくことが安心につながります。
「何かあったときに連絡してもらえる人」を
一人でも決めておくとよいでしょう。
地域の集まりに参加してみる
一人暮らしだからといって、
家に閉じこもってしまう必要はありません。
地域には、気軽に参加できる
高齢者サロンなどの集まりがあることもあります。
例えば犬山市では、
100か所以上のサロンや集まりがあると言われています。
「どこで開催されているの?」
と思った方は、
犬山市の「あんしんサポートセンター(地域包括支援センター)」
に問い合わせると、
地域の集まりについて教えてもらうことができます。
また地域では、
民生委員さんが見守り活動として訪問してくださることもあります。
さらに、地域の支え合いについて話し合う
「協議体」という集まりがある地域もあります。
こうした場では、
・困っている人はいないか
・地域でどんな支え合いができるか
などが話し合われています。
誰かと顔を合わせる機会があることで、
日々の生活に楽しみが増えるだけでなく、
「最近見かけないね」
「体調大丈夫?」
と声をかけてもらえることもあります。
こうしたつながりがあることで、
自分の体調や生活の変化にも気づいてもらいやすくなります。
自分の希望を書き残しておく
終活というと遺言書をイメージされる方も多いですが、
まずは簡単なメモでも構いません。
例えば
・葬儀の希望
・連絡してほしい人
・大切なものの保管場所
・銀行口座や保険の情報
などを書き残しておくと、
万が一のときに周りの人が困りにくくなります。
最近では、エンディングノートを書く方も増えています。
財産の整理をしておく
自分の財産がどこにあるのかを
整理しておくことも大切です。
例えば
・預貯金
・不動産
・保険
・年金
などを一覧にしておくと、
将来の手続きがスムーズになります。
また、財産の行き先について希望がある場合は
遺言書を作成することも検討してみましょう。
将来のサポート制度を知っておく
もし将来、認知症などで判断能力が低下した場合に備える制度もあります。
例えば
・任意後見制度
・財産管理委任契約
・死後事務委任契約
などです。
制度の内容を知っておくだけでも、
将来への安心感は大きく変わります。
終活は「安心して暮らすための準備」
終活という言葉には、
少し重いイメージがあるかもしれません。
しかし本来は、
これからの生活を安心して過ごすための準備でもあります。
元気なうちから少しずつ考えておくことで、
将来の不安を減らすことにつながります。


