車を運転するときに耳にする**「かもしれない運転」**。
「子どもが飛び出してくるかもしれない。」
「自転車が急に曲がるかもしれない。」
「見えないところに人がいるかもしれない。」
実際に起こってからでは遅いため、「起こるかもしれない」と考えて行動することで事故を防ぐという考え方です。
実は、この考え方は終活や相続にもとてもよく似ています。
終活は「まだ大丈夫」ではなく「もしも」に備えること
多くの方が、
- まだ元気だから大丈夫
- 相続なんてまだ先の話
- 家族が何とかしてくれる
と思われます。
しかし、
- 認知症になるかもしれない
- 病気や入院で手続きができなくなるかもしれない
- 家族が相続で困るかもしれない
- 財産の場所が分からなくなるかもしれない
という可能性は、誰にでもあります。
「かもしれない」と考えて準備しておくことが、終活の第一歩です。
「何もないこと」が一番良い
終活の相談をしていると、
「遺言を書いたら縁起が悪い。」
「まだ早い。」
という声を聞くことがあります。
しかし、終活は「亡くなる準備」ではありません。
もしものときに、自分も家族も困らないようにする準備です。
交通事故と同じように、何も起こらなければそれが一番です。
準備をした結果、何十年も元気に過ごせるなら、それはとても幸せなことではないでしょうか。
終活は人生の安心につながる
終活では、
- エンディングノートを書く
- 財産を整理する
- 遺言書を作る
- お墓や葬儀について考える
- 家族と話し合う
など、今できることがたくさんあります。
すべてを一度に行う必要はありません。
少しずつ準備を進めることで、「もしもの不安」は「安心」に変わっていきます。
「かもしれない」が未来の安心をつくる

交通事故は、「かもしれない運転」で防げることがあります。
相続トラブルや家族の負担も、「かもしれない」と考えて備えることで防げることがあります。
終活は、決して暗いものではありません。
これからの人生を安心して過ごすための準備です。
「まだ早いかな」ではなく、「今だから少し考えてみよう」。
その小さな一歩が、未来の自分と家族への大きな贈り物になります。
棚橋行政書士事務所では
終活や相続について、ご相談を承っています。
遺言書、相続手続きなど、
お気軽にご相談ください。


